【マップ付】ウラジオストクおすすめ観光スポット10選！

日本から２時間半で行ける最寄りのヨーロッパ、それがウラジオストク。ウラジオストクのロシア語で「東を征服する」という意味があります。ロシアが東方に交易を広げるために開いた極東の港町です。今は日本人、韓国人、中国人の観光客もたくさん来て、にわかに盛り上がっています。また、日本から輸入された右ハンドルの中古車が多く走っており（8割くらい？）、ロシアでありながら日本に近いという不思議な感覚が味わえます。

そんなウラジオストクのおすすめ観光スポットをマップも付けてまとめてみました。

下記の地図を見ての通り、1-8の主要観光スポットはウラジオストク中心部に集中しています。これだけを回るのであれば、2泊3日で十分だと思います。

もし、下記の通り、郊外にある水族館やカジノなどの施設、アクティビティにも行ってみたいという方は3泊4日をおすすめします。

1.鷹の巣展望台

新しい街に来たらまずは町全体を見渡したいという方、鷹の巣展望台に行きましょう。ウラジオストクの港町の雰囲気を味わえることでしょう。また、APECの会場にも使われているルースキー島もここからよく見えます。大きなマトリョーシカがあるので一緒に記念写真を撮りましょう。

2.ウラジオストク駅

ここはシベリア鉄道の発着点で、ここから約9,000km先のモスクワまで繋がっており、なんてロシアは大きいんだ！ということを実感させられます。駅の建物の天井壁には洋風な装飾が施されており、フォトジェニックです。もし、ハバロフスクにも行きたいという方はぜひここから夜行列車に乗ってみましょう。日本では新幹線の発達により寝台列車に乗るということはなくなりましたが、ロシアでは今でもシベリア鉄道が市民の足であることを実感できます。

3.金角湾

金角湾はウラジオストクの港を囲む美しい湾です。船に乗って、ルースキー島に架かる橋をくぐる金角湾クルーズツアーがありますので、予算に余裕のある方はぜひ乗ってみましょう。

4.アドミラーラ・フォーキナ通り

ウラジオストクの目抜き通りになる場所で、常に歩行者天国になっています。中央に噴水があることから、「噴水通り」とも呼ばれています。おしゃれなカフェ、レストラン、バー、お土産が並び、ここを歩くと賑やかなウラジオストクの街の雰囲気が味わえるでしょう

5. スポーツ湾

アドミラーラ・フォーキナ通りをまっすぐ海側に向かって歩くと、スポーツ湾に出ます。ここは夏（6-8月）になると、日光浴、海水浴のスポットに変わります。夏にウラジオストクに来た時は、ぜひ現地の人々に混ざって、水着でのんびりしましょう。ランニング、サイクリングの道も整備されています。散歩しながら、太陽の下でアイスクリームを食べるのもいいですね。

6.ウラジオストク要塞博物館

歴史好きの人にはおすすめの観光スポット。ここには実際の大砲や戦車が置いてあります。ロシアは東にどんどん領土を広げるにあたり、街に要塞を置くことで、異国からの侵攻を守っていました。ウラジオストクの大砲は実際に射撃に使われたことはないようですが、この博物館を見るとロシアがいかにウラジオストクを東の重要な拠点として考え、守ってきたかということが肌で感じられます。

7.潜水艦C-56博物館

日本ではなかなか珍しいですが、ここでは実際の潜水艦の内部に入れます。艦内はパイプと計器が張り巡らされ、乗組員の生活スペースも観れます。街のわかりやすい場所にあるので、潜水艦を一度も見たことがないという人はぜひ入ってみましょう。

8.ポクロフスキー聖堂

ウラジオストク1番の教会です。金の玉ねぎの形をした屋根が印象的です。ロシア正教というキリスト教の中のギリシャ正教の流れを受けた宗派です。金の玉ねぎみたいな屋根、イコンと呼ばれる宗教画、十字架にさらに斜め線が入っているのが特徴です。ロシア人の約7-8割はロシア正教徒です。建物自体が美しいのでぜひ訪問してみましょう。

9.プリモルスキー水族館

極東ロシアにおける最大の水族館です。様々な魚、サメ、イルカも観れます。日本でもそうですが、天気が悪いときに訪問するのもいいかもしれませんね。ルースキー島にあります。

10.ギャンブルを楽しめる「ティグレ・デ・クリスタル」
ロシアでは珍しい合法のカジノです。数年前にオープンしています。中国系の資本が入っているとも言われ、極東のマカオを作り上げたいようです。少し離れたとこにありますが、もしギャンブル好きならぜひ訪問してみましょう。