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3分で分かる!ロシアの電子ビザの申請方法

2020/01/25
 
この記事を書いている人 - WRITER -
Yoichi Nebata
石川県生まれ、金沢市在住。神戸大学経営学部卒。 新卒後、三井物産に入社し、ロシア・ウクライナ駐在合計4年を経験。 民間レベルでの日露交流を深めたいとの思いから、退社後、Siberia Tripを立ち上げる。
travel concept, two passports on the map of Europe

従来まで、日本国籍者によるロシアへの訪問はビザの取得が必要でした。しかし、2017年8月8日より極東地域、2019年7月1日よりカリーニングラード州(ポーランドに隣接する飛び地)、2019年10月1日よりサンクトペテルブルグおよびその周辺州(レニングラード州)への電子ビザ(e-ビザ)による入国が可能になりました。手続きは簡単です。

e-ビザで認められるのは(業務、観光、人道的文化交流のための)シングル・エントリーで、滞在最長期間は8日間です。e-ビザで訪問地域以外の地域へ移動することは認められません。

e-ビザは、週末や銀行休業日を含む4暦日以内に発行されます。招待状や確認書は必要ありません。在日ロシア連邦大使館のウェブサイトの申請フォームに記入するだけです。e-ビザ取得には費用は一切かかりません。

在日ロシア連邦大使館のウェブサイト(英語)
http://electronic-visa.kdmid.ru/index_en.html

1.上記ウェブサイトにアクセスし、訪問予定地域を選択
ウラジオストク、ハバロフスク等の極東地域=FAR EAST
カリーニングラード= GRAD REGION
サンクトペテルブルク=ST.PETERSBURG AND THE LENINGRAD REGION

2. 「日本語」ボタンを押し、「電子ビザ取得の申請書を記入する」を選択

3. ウェブ上の案内に従って、個人情報などを入力し、申請する

4.電子ビザ発行通知がメールアドレス、あるいはウェブサイト上で届く(申請から4日以内に発行される)

5.発行された電子ビザをプリントアウト、あるいはスマホのスクリーンショットに保存。ロシア入国時に入国審査官に電子ビザを見せる。

いかがでしたか?

JETROのホームページによると、電子ビザの滞在可能期間が8日間から14日間に延長される動きがあるようです(時期は不明です)。また、2021年には電子ビザの利用がロシア全土に対象範囲を拡大することをロシア政府が検討中です。

これはとても良いニュースです。電子ビザが全土に適用されれば、ますます日本人観光客は増えるでしょう。近い将来、日本人にとってロシアへの旅行がますます身近なものになっていくことを願っています。

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Yoichi Nebata
石川県生まれ、金沢市在住。神戸大学経営学部卒。 新卒後、三井物産に入社し、ロシア・ウクライナ駐在合計4年を経験。 民間レベルでの日露交流を深めたいとの思いから、退社後、Siberia Tripを立ち上げる。

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